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[connect24h:02534] Re: spam対策でヘッダーをチェックすることの危険性



太田@タイムインターメディア です

Yousuke Konno wrote:
<ばっさり>
> 問題になるトラヒックを発生させているのは、MLのサーバでは無くてMLからメイ
> ルを受け取っている人たちのサーバです。
> そんな他のサーバの発生させるトラヒックの責任までMLのサーバのせいにされた
> のでは、管理者はたまった物ではありません。

 う〜ん。私にはそんなに深刻な状況になるとは思えんのですが。

 たしかに日常的にリゾルバが結果を返すまでには(我々の感覚
で認識できる程度の)相応の時間がかかっているものですが、
その大部分はキャッシュに見つからなかったレコードの SOA を
探り当てるためだけに費やされているものです。しかも、これは
問い合わせをしている側のリソースですよね。

 一方問い合わせを受けた側のサーバとしては、ゾーン転送をする
ならまだしも、A レコードや MX レコードについての問い合わせ
への回答なら、UDP パケットをさくっと送るだけでおしまいで
しょう。

#  さらに、セキュリティのことをまともに考えているサイトなら、
# もはやゾーン転送だって閉じているはず

 それが 10,000 〜 100,000 件がとこ、やってきたくらいで DoS 
アタックとして成立してしまうのなら、深刻に通信インフラなり
サーバのスペックなりを検討する必要があるよ〜な気がします。

 もっと言ってしまえば、いかに高速な通信インフラに高速な
サーバを使っていたところで、DNS で MX レコードを探しながら
実行されている SMTP のワンセッションが、「あわれなサイト」
の DNS のワンセッションより高速(でないと DoS になりまっ
しぇん)になり得る可能性はほとんど皆無だと存じますが。

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