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[connect24h:9027] Re: JRの体質
- To: connect24h@xxxxxxxxxx
- Subject: [connect24h:9027] Re: JRの体質
- From: Vientoこうの <kouno@xxxxxxxxx>
- Date: Thu, 5 May 2005 14:13:59 +0900
こうのです。
JRの職員が100人乗っていての2人ならJR西の体質ではなく管理や教育
という話になると同時に2人の適正に関しても問題があるのかとも思いま
すが、2人で2人では組織と個人では主に組織に問題が帰属すると考えて
対処するべきなのでしょうね。
> 総論では賛成ですが、冷静に見ると職場に向かった運転士にどれだけの
>能力があったのでしょうか。例えば開業医が乗り合わせていて、自分の病院
>(急患は来ないような病院とします)を優先にしたのなら法律論はともかく
>悲しいなと思います。医者なら救命に役立てるからです。しかし特に
>救命の専門家でもない、運転手に何が出来たでしょうか。
これはいくらでもあったのではないでしょうか。
・ドアのロックを解除したり避難を誘導する。
JR関係者であることを名乗り、順番にドアを開けて避難させるから
大丈夫だ、と声をかけるだけでも、多くの人は安心すると思いますし、
体の不自由な方や小さい子供を連れた方などは避難の際には介助が必
要でしょう。
また線路や架線などに関しても我々よりも詳しいのでしょうから、避
難の際の注意を大声で伝えることだって有用です。
・報道も救命もいない状態でなら、わかる限りの情報を社に連絡する。
緊急事態のときには迅速な情報の把握が重要であることは周知の事実。
あれだけの事故なら自分が電車から降りられなくとも、発生直後にす
ぐに救急の手配が必要であろうと判断できるはず。
降りた後にでもきょろきょろすれば如何に甚大な被害かは推察できそ
うに思えますので、電話の応対で『遅れないで』などと悠長な対応を
している上司(この時点では上司も事故の重大性を知らない可能性が
あるので悠長なのはある程度仕方ないかもしれませんし)に事の重大
さを伝えるだけでも、そこから内部の所定の組織に緊張が伝わるかも
しれません。
・二次災害に備えた対策。(発煙筒をたくとか?)
これは先のメールにも指摘がありましたが、私はまったく考えつかな
かった視点。こうした視点も関係者ならきちんと教育されているでし
ょうから、そうした視点からすべき事はいくらでも想像できるのでは
ないか、と。
・電車の知識に乏しい救命関係者に助力する。
レスキューの人間も電車に関しては関係者より知識は少ないと思われ
ますから、このレバーを引くとドアロックは解除されるが、そのさい
には乗客にこうした注意を与えてくれとか助言できますし、避難の際
とか、電車の状況把握とか、現場のレスキューからJRへの連絡の取
り次ぎとか・・・。
とにかくできることはいくらでもあるはずです。
他の電車の運行に云々という観点からなら、あの規模の会社で2人の欠
勤が全体に影響するとしたら、それこそ問題で、幸い内部調整が大変、
程度でなんとかなるらしいという、情報があってほっとします。
だとしたら大変になる程度のことが優先されたのかと悲しくもなります
が・・・。
刑務所に見立てて囚人と看守役に分けて過ごさせるとどうなるか、とい
う、心理学の実験がありますが、囚人は従順になり無気力になり、反対
に看守役は大柄になっていくようです。
自分は残って救命活動にあたる、と上司に言えないのだとしたら、しか
も大震災の経験がある地区であってさえそうなのだとしたら、これは、
組織の中での役割とその最良範囲、最良規範に不備があると考えるべき
なのでしょう。
> 感情論を言うのは遺族だけに限定しないと、冷静に考える事は出来なく
>なりますし、対策も立てられなくなります。
遺族でさえ、運転手や立ち去ったJR職員だけを攻めるのではなくJR
の体質に避難を向けているのは、非常に冷静で対策に向けての有効なこ
とと思われます。
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_/ studio VIENTO
/_/ 河野 明日路
_/_/ e-mail kouno@xxxxxxxxx
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