[connect24h:3224] Re: 個人運用の DNS にセカンダリは必要ない

[Satoru Takahashi <staka@xxxxxxxxxxxx>]

高橋＠noabです。

> こばやしです

> それはもちろんそうですが、MXとして登録されているホストがSMTPに応答しない
> というのも同じぐらい印象が悪いとも言えますので、DNSだけを特別扱いするには
> それなりの理由が必要な気がします。

全てのサービスの提供の前提となる、という意味で特別扱い
しています。
DNS以外のサービスはDNSが動いている事が条件であるもの
が多いのでそういう意味では他のものより一歩重要かと
思うのです。
確かにSMTPが応答しない、というのもかなり印象が悪いのですが
例えば、SMTPサーバの場合には障害になった場合に例えば2時間で
復旧したとすると特に障害としては見えて来ません。
DNSの場合にはエラーメールになるものもあると思いますし
Webも参照できなくなります。
障害の間に他のサービスに与える影響というのは結構
大きいと思うのです。

> 多少なりともネットワークに関する知識のある人ならば、DNSは引けるが実際には
> まともに運用されていないドメインがいくらでもあるということは知っているでし
> ょうし、逆によく知らない人ならば両者の違いはわからないのではないでしょうか。

まとものレベルをどのあたりに設定されていらっしゃるのかが
わかりませんが、私個人的にはDNSが正、逆とも索けるので
あれば、まともというレベルで仮定しています。

> 場合でも一般ユーザにとっては「求めるページが見えない」という事実が重要
> であって、DNSがどうとかはあまり気にしないのではないかと思います。

その通りです。
見えないという時に、エラーを見て判断できるユーザであれば
ドメインがないのか、Webサーバから応答がないのかでBookmarkから
はずすかどうかを判断すると思いますし、判断できないユーザでも
状況が許せば近くの知っている人に「見えなくなったけど、」的な
事を言って原因を教えてもらうかも知れません。
全く原因を追求できないユーザの場合には、、、
性格によると思いますが、、、。
or.jpの多くのドメインがne.jpに移行した時があったと思いますが
あの時に世間の人が取った行動が近いのかな？

> もちろん外部にDNSサーバを用意することがノーリスクで可能ならば、置くに越し
> たことはないでしょう。

この御意見だけで私的には納得です。
で、企業であればノーリスクでセカンダリを外部に置く事が
できる環境を選ぶべき、という考えです。
セカンダリを引き受ける十分に信用の置けるISPを選択すれば
この環境は実現できます。

> しかし、自ネットワークのDNSのダウンという*一時的*なトラブルへの対策として、
> 基本的に自分の管理の及ばない外部ホストに、DNSという重要なサービスの半分
> (複数用意する場合はそれ以上)を*恒常的*に委ねるというのは、その外部ホストの
> 管理がよほど信用できない限り、割に合うのかどうか疑問を感じます。

個人環境ではそうなのかも知れません。
環境が許せば委ねるという程度で良いと思います。
個人環境という個人の責任の範囲なので、相手に求める信用度は
これまた個人の性格なのかも知れませんが。

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Satoru Takahashi
staka@xxxxxxxxxxxx

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