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[port139:01633] Re: Windows に潜むデフォルト設定の落とし穴
- To: port139@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [port139:01633] Re: Windows に潜むデフォルト設定の落とし穴
- From: Makoto Shiotsuki <shio@xxxxxxxxxxxx>
- Date: Tue, 10 Dec 2002 21:08:28 +0900
伊原さん、復活おめでとうございます。:)
>で、RestrictAnonymous=2 が Windows 2000 では取れるので(1) NULL
>ログオンを完全に拒否できますが、XP ではこれが有効ではなくなった。
>このさい、アカウント情報が漏れるのは仕方がないとあきらめる:p
少し試してみました。
Null接続による情報取得に関係するXP Proのデフォルト設定は以下の通りです。
ネットワークアクセス: 匿名の SID と名前の変換を許可する 無効
ネットワークアクセス: SAM アカウントの匿名の列挙を許可しない 有効
ネットワークアクセス: SAMアカウントおよび共有の匿名の列挙を許可しない 無効
ネットワークアクセス: Everyone のアクセス許可を匿名ユーザーに適用する 無効
この場合、Null接続自体はできますが、
アカウント列挙 ... できない
共有列挙 ... できる
user2sid/sid2user ... できない
となります。つまり、デフォルトではNULL接続でアカウント情報を
取得することができないようです。
「SAMアカウントおよび共有の匿名の列挙を許可しない」を有効にすると
共有の列挙もできなくなります。
一方、「匿名の SID と名前の変換を許可する」を有効にすると
user2sid/sid2user等によりSIDからユーザ名を入手できるようになります。
ちなみに「匿名の SID と名前の変換を許可する」は、どうもレジストリ
の設定ではないみたい。(よくわからないけど)
XP ProでNULL接続自体を拒否する方法は良くわかりません。
塩月