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[port139:00622] IIS Lockdown Tool めも



Port139 伊原です。

私信でもちょっと情報いただきましたのでメモ代わり。

スクリプトマッピングの削除ですが、マッピング自体が削除される
わけではなく、このツールに含まれている 404.dll が
 system32\inetsrv\404.dll へコピーされこの DLL へのマッピン
グに変更されます。

サンプル仮想ディレクトリの削除ですが、以下の仮想ディレクトリ
が削除対象のようです。/Printers はシステムを再起動するまでは
削除されないみたい。

/IISADMPWD、/Scripts、/MSADC、/AdvWorks、/AspSamp、
/IISSamples、/Printers

WebDevのロックですが、c:\WINNT\system32\inetsrv\httpext.dll 
のアクセス権が Everyone に対して"フォルダのスキャン/ファイル
の実行"が拒否で設定されます。
また、WFPが利用する c:\WINNT\system32\dllcache\httpext.dll 
についてはファイルが削除されます。

idq.dll のロックですが、c:\WINNT\system32\idq.dll のアクセス
権が Everyone に対して"フォルダのスキャン/ファイルの実行"が
拒否で設定されます。
また、WFPが利用する c:\WINNT\system32\dllcache\idq.dll につ
いてはファイルが削除されます。

Webプリンティング機能は以下のレジストリにより無効に設定され
ます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Printers
に DisableWebPrinting が追加され値が「1」で設定されます。

システム関連ツールについてアクセス制限を指示した場合、
c:\WINNT 配下にある *.exe と *.com について、Web Anonymous Users、
Web Applications グループ(IUSER_computername、IWAM_computername
がそれぞれ含まれる)のアクセス権が全て(フルコントロール)拒否
で設定されます。

コンテンツのアクセス権の制限を指示した場合、コンテンツフォルダ
(仮想フォルダを含め登録されている全て)について、
Web Anonymous Users、Web Applications グループのアクセス権で以下
が拒否に設定されます。

-ファイルの作成/データの書き込み
-フォルダの作成/データの追加
-属性の書き込み
-拡張属性の書き込み
-サブフォルダとファイルの削除
-削除
-アクセス許可の変更
-所有権の取得

ま、こんな感じっす。


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Hideaki Ihara <hideaki@xxxxxxxxxxxxx>
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