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[port139:00613] Re: rootkit に関するメモβ1
- To: port139@xxxxxxxxxxxxx
- Subject: [port139:00613] Re: rootkit に関するメモβ1
- From: Sonoda Michio <sonoda_michio@xxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Mon, 27 Aug 2001 20:15:46 +0900
園田です。
もうかなりオフトピック化してますが(汗)、
http://packetstormsecurity.org/groups/thc/slkm-1.0.html
を一部試してみました。
試してみたのはsitf0.1というモジュールで、こいつは
・特定名のファイルやディレクトリ隠蔽
・特定IDのユーザーにroot権限
という機能を持ってます。
BSM(Basic Security Module)が動いている環境でこいつを使ってみたところ、
(1)モジュールをロードするのはmodloadコマンドを用いるが、BSMログに
modloadコマンドを使用した記録は残っている
(2)特定名のファイルやディレクトリをls等で表示させようとしたが、特に怪しい
ログは残らず、かつ表示できない(rootkitの勝ち)
(3)特定IDのユーザーにroot権限を持たせてみたが、かつroot権限でリソースにア
クセスされてしまう。しかしログにはアクセス記録は残され、注意して読めばそこか
らおかしなアクセスを割り出すことは可能
また、現在rootkitモジュールがロードされているのかどうか確かめる場合、
modinfoコマンドを利用しますが、モジュールのマップから特定モジュールを隠蔽す
るツールは、同じslkmにあるflkmというものになる。能書きではmodinfoに対し隠蔽
可能となっているが、試している環境(x86Solaris7)ではどうもちゃんと動かない
(?)ため追試中です。
これからシステム付属kstatとどちらが強いか試してみるつもりです。
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園田道夫
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