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[osx-users:1008] Re: Procmailの設定 OX 10.34 Server




しろやまです。 On 2004年 9月 24日 , at 5:02, 松山たかし wrote: > そうすると > メールボックスにメールはたまっているのですが、 > クライアントでメールを受信できなくなり。 削りすぎです。 最初に書きましたとおり、CyrusIMAPD は LMTPという手段で Postfix から 直接メールを手渡されております。このため、/var/spool/mail/ユーザ名 や ~/Maildir などの通常のメールボックスには一切メールがいきません。 最初のメールにも書いたのですが > 1. まず、procmail を経由して Cyrus-IMAPDにメールを渡すように設定変更する > 2. .procmailrc にレシピ(設定)をかいて実際の処理をさせる という手順になります。ここで暗黙のうちに当然となるので書きませんでした が、procmail は CyrusIMAPD のメールボックスなんて知ったこっちゃない ので黙ってたら CyrusIMAPD にメールを渡しません。 このため /etc/procmailrc の「最後」に > :0w > | /usr/bin/cyrus/bin/deliver -a $USER -m user/$USER > という記述があり、ここで条件分はないため全てのメールが CyrusIMAPDに 付属する deliver というプログラムに渡され、これが CyrusIMAPD のメール ボックスへメールを叩き込む役割を果たします。 したがって、この行もなければ procmail はメールを捨てるか /var/mail/ 以下にメールを放り込むか何か適当なデフォルト動作をするでしょう(どっち だったかは忘れました)。なので、 > mailbox_transport = procmail ですと、クライアントでメールの受信は > できなくなるのですが、procmailは動作しており、転送されているようです。 は、「正常動作」です。 /var/log/procmail にログがはかれないのも、おそらく動作時に配送先の ユーザの権限で動作しているためであり、通常システム(root)の権限がない と書き込めない /var/log にファイルを書き込む権限がないためログ出力が なされないと言えます。個人的には、各個人の .procmailrc でLOGDIR を 個人のホームのどこかに再定義する事をお奨めします。 ところで、man procmailrc は読まれましたか? procmailrc のリファレンス としては一通りあるので、少なくとも最後の deliver を外すと CyrusIMAPD にメールが渡されないのは読めば分かる話だと思うのですが? 読まなくても分かるのでしたらべつに何も言いませんが、分からないのなら、 「まず操作する」ではなく、「まず理解をしてから操作する」事をお奨めします。 最初に設定をださなかった事といい、理由のない spamc を残した事といい そして今回の削りすぎといい、私には「今やってる作業を理解する」気がある のか疑問です。 今回はたまたま「届かない」なので、メールを無駄に捨てているだけですみ ましたが、設定によっては見ず知らずの人にメールを叩き込んで迷惑をか ける事だってあるし、そうやって脆弱な設定のSMTPサーバができると、 それはSPAM送信者の送信元(踏み台)として利用されかねないのです。 メールサーバに限らずインターネットに繋がるサーバを作るという事は、それ だけで一つの危険性を抱える事になります。あなたが自分自信を危険に さらすのは自業自得ですから別にとめませんが、私を含む他人を危険性に さらす事だけはやめてほしい、そういう事です。 --- SHIROYAMA Takayuki --[PR]------------------------------------------------------------------ ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■ PORTERx エキサイトイズム コラボBAG第2弾 200個限定販売 ■ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■ 「大人が選ぶ、秋の吉田カバン」<エキサイトイズム>      http://ad.freeml.com/cgi-bin/ad.cgi?id=cSCbV ------------------------------------------------------------------[PR]-- <GMO GROUP> Global Media Online www.gmo.jp