[connect24h:02622] Re: ダイアルアップのセキュリティ

[FUJII Satoshi <satoshi.fujii@xxxxxxxxxxxxx>]

藤井です。

Kouda Souichi さんは
Message-ID: <200104241419.AA01193@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [connect24h:02615] Re: ダイアルアップのセキュリティ で書きました。

セキュリティに関連する管理ではないですが。

>>Serverを管理されている方で、コマンドライン派(又は党)の方は、どのくらいでしょうね？
>
>Linux ２台を管理していますが、WindowsからSSH です。
>
>ほとんど X は知らないので、
>X Window で管理されている方がいれば、
>"こんな風に便利です" というようなコメントが欲しいですね。

こんな例はどうでしょうか？

・あるディスクアレイ装置あり，この内部に 200台ほどのディスクドライ
　ブが内蔵されている。
・そのディスクアレイ装置は内部的にディスクドライブを論理的に複数の
　ディスクドライブとして分割管理する仕様を持っていて，たとえば 4分
　割し計 400台（内部でミラーリングするので 800台の半分）のディスク
　ドライブとしてOSから見て管理する必要がある。
・上のような装置が 6台のホストから計16本のパスでマルチホスト接続さ
　れている。
　つまりOSから見てディスクドライブは 800台の管理になるが，ホスト間
　で（排他アクセスであるが）共有されることもあるので延べ 1,000台以
　上の管理となる。
・各ホストからは必要なだけディスクを確保して，たとえば 500GBのよう
　な領域（ボリューム）を作成・管理する必要がある。

こういう環境だと事実上の業界標準（SPARC 版 Solaris限定ですが）とし
て VERITAS社のVolume Managerというボリューム管理ソフトウェアが使わ
れます。

参考 URL
http://www.veritas.com/

このソフトウェアには一般のユーザには手におえないほどのコマンド群が
あります。実は非常によく考えられていて，痒いところによく手が届くコ
マンド群です。

一括処理などにはもちろんコマンドを使用するのが一番ですが，上記のボ
リューム作成・管理するところだけはこのソフトウェアの GUIのインタフ
ェースを使用するのが視覚的に扱え，かつ，間違いなく，次々に操作して
いくのに適しています。

ただ，残念なことに MotifベースからJavaベースに変わってしまったので
現在のバージョンではちょっと使い勝手が落ちました。

注：私はそのシステムの管理者ではなくそのソフトウェアのエキスパート
　　として技術支援する立場で関わった。上の設定は私で，0.5Hぐらいで
　　作業。

要は使い分けでは？

-- 
藤井
satoshi.fujii@xxxxxxxxxxxxx

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