[connect24h:10748] Re: サーバやPCのボトルネック箇所の簡単な見分け方(Linux編) : ITpro Watcher

[masahiro imabayashi <inu@xxxxxxxxxxxxxxxx>]

こんにちは。

From: hamamoto <hamamoto@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [connect24h:10747] Re: サーバやPCのボトルネック箇所の簡単な見分け方(Linux編) : ITpro Watcher
Date: Fri, 07 Apr 2006 18:18:11 +0900

> > これはいい資料だ。みんな読もう。
> > サーバやPCのボトルネック箇所の簡単な見分け方(Linux編) : ITpro Watcher
> > http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060404/234528/
> こういうツールの存在は知っていても、切り口としてこういう使い方が
> できるというのはTipsなので、ダイレクトに使い方が分かる資料として、
> 初級Unix管理者さんにいいと思いました。

そういう切り口としての資料はあまりない(と思う)ので
私もいいと思いました。

> そういう中で、私が、この資料が良いなと思ったのが、トラブルシューティ
> ングの思考の流れに沿って書いてある点です。一つ一つ可能性をつぶしていっ
> ているので、SEとは、トラブルに対して考えるべしという流れが見えるのが
> 良いなと思ったしだいです。

この点も同意です。

が、以下の点で惜しいなーと思いました。

ここに引用して良いかどうかは判断しかねるので
原文参照頂きたいところですが
・ロードアベレージ4以上はCPUがボトルネックである、という記載
・コネクション数をチェックするのに wc -l を問答無用で付ける記載
このあたりが惜しいです。

1点目。
ロードアベレージはあくまでも待ちプロセスの数なので
ロードアベレージの上昇は、ボトルネック探しのキッカケにはなっても
ボトルネックの特定には使えません。

たとえばディスクI/Oが追いつかずに待ちプロセスが増えて
ロードアベレージが増大することだってあります。


2点目。
netstat -an は数だけでなく内容も見たいところです。

netstat -an (垂れ流しで雰囲気だけ)
netstat -an | more (じっくり)
netstat -an | wc -l (ざっくり)

こういう見方まで言及して欲しかったですね。
CLOSE_WAITが山ほど溜まる場合とESTABLISHEDが溜まる場合では
やはり内容が全然違いますし、数だけで正常/異常を判断するような
記載は好ましくないと思いました。


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masahiro imabayashi
inu@xxxxxxxxxxxxxxxx

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