パスワードの選びかた

Last modified: Thu Apr 23 18:24:54 1998

パスワードって何?

パスワードは、あなたがあなたであることを証明するためのものです。

ふだん我々は、相手の顔とか体つきとか声とかで相手が誰かを判断しています。しかし、現在のコンピュータには目も耳もありませんから、そのようなものでは判断のしようがありません。指紋や声紋、眼球によって判別する装置もありますが、高価なため、広く一般に使われるには至っていません。

コンピュータやネットワークシステムでは、多くの場合「アカウント (ユーザ名、ログイン名)」とそれに対する「パスワード」を照し合わせることによって、使おうとしている人間が本人か否かを判断しています。一致していれば本人だと判断しますし、一致しなければ他人だと判断します。

他人にパスワードを知られると、その他人はあなたになりすますことができます。ネットワークでは顔は見えませんから、なりすましは現実世界よりも遥かに簡単です。


なぜパスワードの管理が重要なの?

他人にパスワードを知られると、次のようなことが起こる可能性があります。

このような事態が発生しても、大学も生協も助けてはくれません。なぜなら、あなたは「助けなくてもいい」という契約をしたからです。自分の身は自分で守らなくてはならないのです。覚悟を決めましょう。


どういうパスワードをつければいいの?

次のようなパスワードは選択しないようにしましょう:

悪いパスワードの例:

次のようなパスワードを選択しましょう:

ただし、生協インターネットのパスワードでは特殊文字が使えません。深草学舎 5 号館の WindowsNT および瀬田学舎 1 号館の UNIX のパスワードには特殊文字が使えます。

こんなふうに選ぶとやりやすいです:

良いパスワードの例:

(これらは、ここに書いてしまったことで「悪いパスワード」になってしまいました ^^;)


小島肇 kjm@rins.ryukoku.ac.jp